弓矢の家ではなく「弓矢の茅屋」

2018年9月からはじめたボクの「弓道修練」と2022年3月からの「謡・仕舞稽古」の記録ブログです。

「弓矢の家」とは、代々弓矢の道にたずさわる家、武家、武門をいいます。でもボクはとてもおこがましくて武家などとはいえませんので、あばら家という意味の茅屋(ぼうおく)をあてることにします。

二か月ぶりの椿弓道教室

昨日は3/14以来二か月ぶりに椿弓道教室へ参加しました。

最初の一手は審査の間合い、練習で一手、最後に競技の間合いで四つ矢の合計8射、すべて外れ。でも矢色が出ることもなく、また矢所も大きく外れることもなく比較的まとまっていました。

矢色の意味は広辞苑によると本来は「飛んで行く矢の勢い。また、その勢いのするどさ。」なのですが、弓道では「離れの後に矢が真っ直ぐ飛ばず、蛇行したり渦巻きのように飛ぶこと」を言います。矢所は矢が刺さった場所です。的の中心に矢所が定まるのが理想でしょうが、ボクにそんなことが起こりうるのでしょうか・・・。下の的は「霞(かすみ)的」といいます。中心に直径4寸の黒点がある星的(ほしまと)というのもあります。その黒点を「図星」といいます。

教室ではS先生の弓道指導があるのですが、今回は「体配」の「開き足」「礼」「揖(ゆう)」「弦の返し」の正しい行い方でした。「体配」とは、射を行うにあたっての、基本となる姿勢や動作で、その様式は、時代の弓射の目的、生活様式、服装などによって発生したものです。

  • 「開き足」左膝を右膝の前に離さないように足は90度に運び(柔軟難あり時は足指先が90度)、腰から回る。回り終わったら尻を下ろしながら足をそろえる(逆はダメ)。
  • 「礼」いったん息を吐き、吸う息で体を屈し、止めて息を吐き、吸う息で起こす。(三息)
  • 「揖(ゆう)」上体を少し前に(約10cm)屈して敬意や謝意を表す。(三息と二息あり)
    背筋を伸ばし、首を曲げない(首筋と襟が離れない)ように、お腹から屈し、腰を引くようにする。
  • 「弦の返し」弓を回すのではなく、文字通り弦を返す(弦は常に鼻筋に位置し、横に振れない。弦を少し前に傾けて弓を90度左へ回し、次に後ろに傾けさらに90度回す。)

以上はすべて弓道教本第一巻に書いてあるのですが、キチンと正しく行うことはなかなか難しいのです。

2か月ぶりの巻藁ネット

3/14の椿弓道教室に参加したのが最後で、この2か月間まったく弓に触っていませんでした。

3/22に整形外科を受診して「右拇指CM関節症」と診断され、極力右親指を使わないようにと指示され、おまけにギブスまで作ることになってしまいました。ギブスは約2万円もしたのにそれほど効果はないように思われ、ほとんど装着していませんが、痛みはかなり軽減してきました。

先週、鈴鹿武道館弓道場に行ったことも刺激になり、今日、2か月ぶりに庭の巻藁ネットで5本弓を引いてみました。

徒手でのイメージトレーニングと体配は毎日行っていたので、何ら違和感もなく引くことができました。ただし、馬手(右手)に少し力が入って手繰っています。また打起しで矢がやや鳥打になっています。水流れを意識しなければなりません。

スロー撮影で離れを撮ってみました。詰め合いから馬手の反時計回りへの捻りをさらに増していき、伸び合いを加えて自然な離れとなるように稽古しています。

さらに動画編集ソフト「adobe PremierePro」を使ってさらにスローな再生動画を作ってみました。JVCビデオカメラのスロー撮影速度が300fpsなので、1秒間に300コマ撮影しています。離れから弓返りが完了し残身まで、数えてみたら50コマでした。時間にすると0.16秒となります。
下の動画は0.16秒を168倍に伸ばして27秒でスロー再生しています。

二か月振りの鈴鹿武道館

昨日午後から二か月ぶりに鈴鹿武道館弓道場に行ってきました。

水曜教室で一緒だったNさんが自主練習しているので、その射を新しく購入したビデオカメラで撮り、高速度撮影(スロー)も可能なので、今後どのように活用できるのかを検討するのが目的です。

いろいろな角度から撮影しましたが、真後ろから矢が離れて的まで飛んでいく矢道を撮る方法もS先生から指摘を受けました。また、離れから的までの矢道を斜めから撮るのもいいですね。

スロー撮影はホンダ鈴鹿弓道部のYさんを撮影させてもらいました。こちらも馬手を拡大して撮影するとかなり細部まで確認できることがわかりました。

令和4年度 地方(県内)審査会実施要項

謡仕舞稽古4回目

4/27(水)は謡仕舞稽古の4回目。たまたまNHKの「日曜美術館」で京都国際写真祭2022を放映していたのを観て、その中の「誉田屋」に行って、京都の豪商の屋敷と前衛的な写真を観てきました。当主の山口源兵衛さんにもお会い出来ました。

河村能舞台の前の町中華でランチ、コスパは高いですが、味は普通。

謡は「鶴亀」を終了し「橋弁慶」へ、仕舞も「老松」を」終了し「玄象(ゲンジョウ)」へ、おおむね3回で次の演目へ移行する感じです。完全にできてはいませんが、先生の模範をビデオで録画してありますから、次の稽古までに復習と予習が欠かせません。いや~日本文化の奥は深い。

謡仕舞稽古3回目

昨日は京都へ、謡仕舞の稽古3回目です。

稽古の前に「中華のサカイ」でランチ。1年を通して冷麺(冷やし中華)を提供している有名店です。京都は町中華のお店が多いことで知られていてます。確かに中華屋さんが多いですね。しかもリーズナブル、しばらくランチは中華が続きそうです。

謡のテキスト(謡本)にはセリフと謡い方を示した様々な記号が書かれています。セリフは15世紀室町時代のことばです。

右の「夥シ」の横の点はゴマ(節博士)といいます。下スエルも記号ですがよくわかりません。鉛筆で横書きしてある「おびたたアアし」というような感じで謡います。この記号を理解して謡うことが必要なのでしょうがとても無理。まずはオウム返しで慣れるしかありません。今回もビデオカメラで録画しましたので耳から覚えます。

仕舞は「老松」(おいまつ)北野天満宮の飛梅を追って大宰府まで飛んで行った松を題材にした曲です。「追」が「老」に変えられめでたい曲になっています。

仕舞の方は何となく動きがわかってきました。先生もどちらかといえば仕舞より謡の方がむつかしいと言われておりました。

でも、本物の能舞台で稽古できるのはすばらしいことです。

弓道しばらく休止

前々回のブログで少し触れましたが、右親指の付け根が結構激しく痛むので、整形外科で診てもらったら、拇指CM関節症と診断されました。使いすぎや加齢によって発症するとのこと、基本的にはよくならないそうです。

症状が悪化しないようにギブスを装着して指の動きを制限し、痛みを軽減するとのこと。今日そのギブスが出来上がりました。

弓を引くことに支障はないのですが、ギブスをしてしばらく様子を見ることとなり、当分の間弓道はお休みすることとしました。

8月の参段昇段審査は受審するつもりなのですが、5月中に再開できればいいなと思っております。

でも、徒手でのイメージトレーニングと体配の稽古、プランク・腕立て伏せ・スクワットは欠かしておりません。

謡仕舞稽古2回目・桜の京都

八坂 円山公園のしだれ桜

昨日は2回目の稽古。

せっかくの桜の季節ですので二日前に京都入りしました。

一日目は桜の神社といわれる平野神社と嵐山、二日目は桂離宮と修学院離宮を参観、最終日は平安神宮、円山公園と京都の名所と桜を満喫しました。

桂離宮 笑意軒 
大変珍しい雁股(かりまた)鏃の矢の引手

妻は妹と姪と合流して三条でお茶、ボクは稽古へ。

今回はデジタルビデオカメラを短期レンタルして稽古の模様を録画しました。これで自宅に帰って何度でも、先生の謡と仕舞の模範を聞き見ることができます。帰宅して早速編集、どこでも視聴できるようにYouTubeに非公開でアップしました。

謡・仕舞の稽古第一日目

今日は謡と仕舞の稽古第一日目です。長女も休みだったので妻と三人で京都へ、いつもの田毎でそばランチ。

妻と長女と別れて、河村能舞台へ。

謡は脇能物(神)、初番目の「鶴亀」が最初に稽古するものです。

扇子を前において、おねがいしますと礼からはじまります。
まずは先生の謡を耳で聞いてオウム返しに発声して謡らしきものを口ずさみます。とにかく大きな声を腹から、一つ一つの言葉をはっきりと出します。

約30分ほどの稽古でしたが、うっすらと汗をかきました。

能独特の謡回しといいますか節回しといいますか、耳で聞いただけでは、とても覚えられません。謡本にはなにやら記号らしきものがセリフの横に書いてありますが、何のことやらさっぱりわかりません。おいおいわかるようになります、とのことでした。

次に、仕舞はいきなり「老松」という曲をすることに。

なにか基本的な動作から入るのかなと思っていましたので、やや戸惑ってしまいました。

こちらも礼から。
まずは扇子の開き方、閉じ方、立った時と座ったの基本姿勢、摺り足の運び方などを、曲に合わせておこないますが、何が何やらわかりません。

ただ基本の構え方は弓道の構えと共通するところもあり、意外に力も入らず、リラックスしてできました。
顎を引く、胸を張る、背筋を伸ばす、肩は落として力を抜く、肘をやや張り腕は円相を保つ、扇子は小指を中心に握る、他の指先には力を入れないなどです。ただ摺り足は、足を前に出して最後つま先を少し上げ下ろします。弓道や礼法の場合は最後まで足裏は板についたままですから、そこは違うところです。

来週3/30は拇指CM関節症のギブスを作るため、その分は4月に回してもらうことにしました。

河村能舞台

弐段登録費5600円を鈴鹿武道館Kさんへ届け、Y先生、I先生に合格の御礼、京都へ謡と仕舞の稽古に隔週水曜日に行くためおよび日曜日営業の再開もあり、いったん水曜教室は脱退すること、椿月曜教室は継続する旨を申し出ました。

ランチは権兵衛でそば、京都河村能舞台へ行き、稽古を担当される能楽師 河村浩太郎さんから説明を受けました。

月2回謡と仕舞で10,000円、テキスト「観世流初心読本 上」4000円、扇子5~6000円 が必要。

3月23日、30日 4月6日、20日を予約して帰ってきました。